エヘラ君、35才の出来事・・・
神奈川県のとある市民会館で、某演歌歌手の伴奏をしていた。(かなり有名な方です)
開場も盛り上がり、この日のメインイベント!!新曲の披露である。
1番が終わり、さぁ間奏・・・・・(お客さんも聞き入っていた・・・ハズ・・・)
と、その時!何故かソロでもないのに中腰>になる男が1人。

・・・・・・やってしまったらしい・・・・・・

お隣にいた、ギターさん
(ギター)  「そりゃぁ〜ないよ〜。」
(エヘラ)  「ウソ? 俺が? んナばかな〜!」  (本人:本能でしてしまい気づかず)
トランペット隊の方を向くと、皆『バカ!』と言わんばかりの顔。
しかし間奏が終わり、さぁ、2番。
・・・歌手の方は・・・間奏とは違う”音”が聞こえてしまったらしく、笑い出して歌えない!
慌てふためいた司会者がとうとう舞台に飛んできた!
(司会者)  「○○さんが歌えなくなったのは、この人のせいです!!」
声をにしてエヘラの方を指差す。
(エヘラ)  「ど〜もスイマセン!」 立ち上がり深々と頭を下げた。
(開場)   割れんばかりの大爆笑・・・
(司会者)  「でっでは、"心をこめて">最初からどぉーぞー!!!」 
無事、2回目の演奏でその歌手は新曲を披露できたのであった。


−2日後−
   
公演も無事(!?)終わり、友達と寿司屋で飲んでいた。
そこの寿司屋のかわゆいお子がでてきて一言・・・
「あっ!オ○ラのお兄ちゃんだぁぁ!!」
また指をさされてしまった。

そう、そこはその有名歌手の弟さんの寿司屋なのでした・・・